10月22日(水)の演技術探究会
【1】朗読稽古
朝日新聞の社説を音読する。
[練習01] クリアな滑舌が保てるよう、無理のないペースで読む。
[練習02] 滑舌が乱れない範囲の最高速度で読む。
【2】復習稽古『キャラクターの演じ分け』
課題シナリオ(※ある企業の新人研修の場面。主人公は研修を担当する社員)を、以下の条件で演じ分ける。
また、シナリオの後半で研修参加者が何かしらの質問をするので、主人公は自身のキャラクター性を踏まえつつ、即興で返答する。
[キャラクターA]
・主人公は新人研修のベテラン。
・常に落ち着いている。
・面白味のあるタイプとはいえない。
・相手の質問にしっかりと答えようとする。
・寝違えてしまい、首を痛めている。
[キャラクターB]
・主人公はお調子者。
・底抜けに明るく、身振り手振りも派手。
・慌て者で、社内でのあだ名は“ミス・ケアレスミス”。
・言い間違えや勘違いも多い。
[キャラクターC]
・主人公はバリバリの結果主義者。
・仕事のできない新人が嫌い。
・研修も嫌々担当している。
・笑わないし、愛想もない。
[キャラクターD]
・主人公はとにかく熱い人。
・新人教育にも熱心で、面倒見もいい。
・早口でまくしたてるところがある。
・やたらと両手を広げるジェスチャーを入れる。
・時たま見せる笑顔が可愛い。
[キャラクターE]
・主人公は根っからのあがり症。
・プレゼンの場では、常に手が震えてしまう。
・「頑張って、研修を成功させるぞ」という意気込みはある。
・自分を落ち着かせようとして、水をよく飲む。
本日はキャラクターAに挑戦。
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復習課題に挑戦しました。
キャラクターAはスタンダードな設定です。お辞儀をした時に、寝違えた首に不意に痛みが走るのですが痛みを隠そうとしたり、質問をされたときにメモを取ったりすることで、真面目さを出そうという演出をつけてもらいました。
この日、たまたま本当に首が痛かったのですが、だからと言って指示通りにできるかと言うと、それはまた別問題ですね・・・。
練習は殆どなしで実演した割にはスムーズに演じられたと思います。
セリフを間違えた時に、「間違えた」という表情がモロに出てしまうのが自分の弱点なのですが、今回の課題ではセリフ覚えがないので、セリフを噛んだり間違えたりしても「間違えた」という表情は出にくいなと思いました。