06月02日(土)の演技術探究会
● 朗読稽古
毎日新聞の社説を音読する。
[練習01] クリアな滑舌が保てるよう、無理のないペースで読む。
[練習02] 滑舌が乱れない範囲の最高速度で読む。
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近況報告
水曜日の演技術探究会がお休みだったので、土曜日の報告になります。
私の旅行&旅行中のトラブル対応、猪本の都合などで最近、演技術探究会が最近できておらず、今日は久々にガッツリ稽古しましょう!と、意気込んでいたのですが。
近所の騒音問題の対応を依頼していたアパートの管理会社の仕事っぷりが酷くて、
そのことについて猪本に相談(愚痴)していたら大半が終わってしまいました・・・。
なので今回も社説朗読だけ。
まだまだこのトラブル、続きそうなので次回からは稽古してから愚痴の順番にします!
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さて、社説朗読の内容は「同一労働同一賃金の裁判」についてでした。
私は役者を目指しているから、これまで正社員を希望したことはないし、非正規雇用でしか働いたことはありません。稽古とか自分の時間が欲しいので、正社員と同じくらい残業するのも難しいし、正社員に比べて責任の軽い仕事しかしていないので、あまりイメージが湧かないのですが。
配送業などは、正社員と殆ど同じ仕事しているのに、非正規雇用の人は正社員に比べて給料が2-3割減るのだそうです。業種によっては、こうした不合理があるのですね。で、大抵、こうした訴訟は和解してしまうことが多いようですが、今回は最高裁が不合理な格差は是正すべきという判決を出したそうです。
ちなみに、正社員と非正規雇用の一番の違いは、会社が簡単に解雇できるか、なかなか出来ないか、ですよね。
なので、働き方改革、同一労働同一賃金には、会社にアルバイトを正社員にしていってもらおうという政府の狙いがあるようです。日本は年功序列が根強いですが、正社員自体が増えれば、アメリカのように実力主義となり正社員でもわりと簡単に解雇できるようになるのかもしれませんね〜。
IT社会になり雇用をとりまく環境自体が変わってきているのに、労働関係の法律は全然追い付いていないわけですね。
日本は大陸法系(法律が先にある)ので、仕方ないかもしれませんけど。
アメリカやイギリスは英米法、判例主義なので変化には強いですが、法的安定性が乏しい、と・・・。そのあたりを再度レクチャーしてもらいました。
ユスティニアス法典とか、昔、勉強した気がします(笑)
土曜日の報告は以上です〜。