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06月13日(水)の演技術探究会


【1】朗読稽古

 

 朝日新聞の社説を音読する。

 [練習01] クリアな滑舌が保てるよう、無理のないペースで読む。

 [練習02] 滑舌が乱れない範囲の最高速度で読む。

 

【2】総合稽古『作品を仕上げる感覚』

 

 『演出家の思い描く理想の作品像に、役者の演技を出来る限り近づける』ことを最優先とする、総合的な稽古を行う。役者はどういう技術を使ってもOK。とにかく作品としてのクオリティが上がればよい。

 ここまで演技プランを何度も練り込み、表現のクオリティを上げてきた。
 最後の仕上げとして、いくつかのアングルからこの場面を撮影し、完成度をチェックする。

 

***   ***   ***   ***

 

朗読稽古は、6/13の朝日新聞、袴田事件の再審請求についてでした。

 

この事件は警察・検察側の証拠ねつ造の可能性があり、冤罪ではないかと言われてきました。難しい言葉で言うと、「アブソリュート トゥルース」(絶対的真実)は、分からない。しかし「デュー プロセス オブ ロー」(適正手続き)において疑念が残る場合は有罪にすべきではない、という話をしてもらいました。

 

もし、やってもない事件で捕まってしまったら、と考えると本当に怖いです。疑われることって、精神的に相当なストレスになりますよね。

 

ずーっと疑われたり、否定されたり、脅されたりして、孤独な状態が続いたら、普通のコミュニケーションを取りたくなってしまう。「自分がやりました」と言えば、取り調べをしている刑事から「よく言ったぞ!」と褒めてもらえる。「やった」「やってない」、という真実よりも、対人関係に寄りどころを求めてしまうケースがあるそうです。

 

他には、取り調べの状態がいつまで続くのか分からない、先が見えない不安から、ひとまず、「やった」と認めて次のステップに進み、その先でなんとかしようと考える。しかし、裁判で「やってない」と言っても、自白は証拠の女王。そこから無実を証明するのは難しい、というケース。

 

袴田さんは、特別に拘置所には戻されないという措置が取られたそうですが、これまでの長い年月、ご本人や家族の人生、名誉に関わることです。再審と無罪が認められることを心から願います。

 

***

 

総合稽古は、少し演出が加わり、最後の実演・撮影となりました。

 

じゃがりこを食べる動作も、だいぶ落ち着いて演じることができるようになりましたし、もう少しゆっくり演じたら、もっと良かったな〜、とか、微妙なタイミングのズレが気になる「おしい!」と思うところがありました。撮影した映像を見て、かなり客観的に自分の演技を見ることができているな〜、と実感しました。

 

もう2〜3回、練習すればかなり良い状態にもっていけるだろう、ということを、映像を見て感じましたし、恐らくこれが作品を仕上げる感覚、なんでしょうね。

 

次回からは、新しい課題に挑戦します!

小松愛 * ワークショップ * 02:08 * - * trackbacks(0) * pookmark

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