03月05日(水)の演技術探究会
【1】朗読稽古
朝日新聞の社説を音読する。
[練習01] クリアな滑舌が保てるよう、無理のないペースで読む。
[練習02] 滑舌が乱れない範囲の最高速度で読む。
【2】早口言葉
久々の稽古ゆえ、肩慣らしの意味も含めて早口言葉に挑戦。“舌の動き”を取り戻す。
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久々の演技術探究会でした。社説朗読は2月26日の朝日新聞から、米軍普天間飛行場の辺野古移設計画をめぐる沖縄県での県民投票について、でした。今回の県民投票の結果は、法的拘束力はないものの、米政府と日本の首相に通知するとのこと。以前、トランプ大統領は日本側が米軍の駐留費用をもっと出さないなら撤退する!と言っていたので、その方向にいけばいいのに、なんて思ってしまいますけど。
比較のために、読売新聞の社説も用意してもらいました。読んでみたところ、普天間飛行場の危険性を挙げ、玉城デニー氏が代替案もなく辺野古移設反対を訴えるのは無責任だという批判が書かれていました。
与党・野党の立場なら、その理屈は分かりますけど、国が辺野古に基地を移すと決めて、地元住民が嫌だと訴えたことに対して、沖縄が他の場所を探すべき、と言うのは筋違いですよね。例えば、ゴミ処理施設を作ると国が決めたとして地元住民が反対したら、反対した住民が別の場所を探してこなければいけない、なんてことはありません。大手新聞社がこうしたことを書いているのは、基地問題は沖縄だけの問題だと言っているようなものだな〜と、改めて考えさせられました。
今後、IT技術などが発達したら投票がもっと身近なものになり、現在の間接民主主義からテーマによっては直接民主主義が取り入れられることも多くなるのかな〜という話をしました。
早口言葉のテキストを用意してもらいましたが、近況報告でお喋りしていたら結構時間が経ってしまって、テキストだけもらい、次回ということになりました。